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書評「ユダヤの商法」

こんにちは、木村太一です。

この書籍はご存知の方も多いでしょう。

ある方の講演で聞いた「78:22」の法則が気になって直ぐに買ってしまった本です。

私が生まれる前の逸話がほとんどですが、今読んでもとても参考になることばかりでした。

ユダヤ人の商売に対する考え方は賛否両論あるかとおもいますが、ユダヤ人の考え方は清々しいほど「商売人」で、いかに自分が甘ったれだったかを思い知らされます。お金にキレイも汚いもない、自分以外は信用しない、無能は罪など手厳しい言葉が並びますが、商売をするということはそういうことだと改めて実感しました。

孫正義氏はこの本に影響を受けたということを目にしましたが、孫正義氏もどこかで「国盗り物語」を推薦していました。戦国時代は下剋上の時代、家臣も迂闊に信用できません。最終的に頼れるのは自分。自分が戦国時代にいたら、甘さによって誰かに首を取られていたと思います。

ユダヤの商法100か条というばかりに、100近くのエピソードが書かれていて、特に半分くらいまでは、商売をされている方であれば絶対に読んだほうがよいことばかりです。

この本を実用書としてユダヤ人の商法をエッセンスとして取り入れて、よりよいビジネスにしていこうと思えた1冊でした。

ユダヤの商法

藤田田 (著)
おススメ度:★★★★★

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