NASのHDDの交換時期について

こんにちは、木村太一です。

オフィスのデータ共有やバック・アップに欠かせない存在となっているNAS。

NASは保証年数を超えても問題なく稼働している事が多い機器ですし、パソコンの様に遅くなってきた・・、とか不具合を感じづらいので、壊れるまで利用して、あたふたしまうことが多いです。

NASが使えなくなると、仕事が止まってしまうので、きちんと運用するためには、日頃のメンテナンスを行うことと計画的にリプレイスすることが重要となります。

NAS本体の交換目安

まず、本体やパーツの交換目安です。

機器種類交換目安
NAS本体5〜8年
HDD(NAS用・24時間稼働用)3〜6年
SSD(NAS用)5〜7年
冷却ファン3万〜5万時間(約3.5〜5.5年)
電源ユニット5〜8年
基盤など5〜8年
OS・ファームウェア5〜8年(メーカーに依存)

QNAPの場合、ほとんどのシリーズで標準本体保証が3年(オプションでの2年延長保証を推奨してます)。NASのHDDの保証は3〜6年です。大抵の場合、保証期間内では壊れず、保証期間を過ぎて、ちょっとしてから壊れたりします。(なんなんでしょうね?)

廉価なNASはNAS用のHDDを搭載していないモデルもあるので、注意が必要です。

24時間365日稼働している事が多いので、本体よりもHDDの寿命が問題となってきます。

HDD交換の目安

本体が元気でもHDDが死んでしまっては意味がありません。以下のようなサインがあったら、HDD交換を検討してください。

HDDからの異音

カチカチ・ガリガリ・キーン音はHDD寿命の典型的サインです。データ破損前に交換が必要です。

アクセスが遅くなった

HDDの断片化や、コントローラー基盤や内蔵部品の経年劣化。書き込み、読み込みが極端に遅くなったりします。寿命のサインです。

S.M.A.R.T.でエラー警告

NASの管理画面で、不良セクターの項目などにエラーが発生している状況。よくない状態でなんとか使えている状況です。放置すると壊れるので、早めに交換しましょう。

異常発熱

HDDの不良では無く、ファンの可能性もありますが、異常稼働で発熱することもあります。

定期的なメンテナンスを

満身創痍なNAS・・

NASは365日24時間ハードに働くので、定期的なメンテナンスが必要になります。

上記の画像は、あるお客様のQNAP NASの状態です。

6ベイの内、2つのHDDが壊れてしまっていて(接続しているのに認識しない状態)、1本がS.M.A.R.T.でエラー警告出している状態です。

RAID6なので、HDD2本の障害まで耐えてますが、残り1本が壊れてしまうとアウトです。

NASへのアクセスは通常通りできるので、管理画面を見ない限りはこのような状態になってしまっていることに気づけません。

人間の身体と同じ様に、NASも病気になる前に早期発見、早期対処が有効です。

定期的なメンテナンスを怠らない様にしましょう。

NASのHDD交換時期のまとめ

3年から6年位はもつ。でも、定期点検は怠らない。エラーが出ていたら交換する。この3つを守っていただければ大きなトラブルになることは無いでしょう。

それでもバックアップは必要なので、他のNASやクラウドにバックアップをとるようにしましょう。

定期メンテナンスをする自信がない・・というかた、お気軽にご相談ください。

メンテナンス代行、承ります。

この記事を書いた人

木村 太一

ドットワンの代表です。1979年生まれ。3女の父。ゴルフと筋トレが趣味。立川にあるキヤノン代理店に就職後、1万件以上飛び込み営業したのち独立。たくさんの企業を見てきた経験と自分自身も零細企業の経営者ということを活かし、相手の立場に立ったDX推進、ITコンサルを行っております。