エクセルでこのブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています・・のアラートが消えない場合の3つの対象法

こんにちは、木村太一です。

お客様より、ファイルサーバー内にある昨年のエクセルファイルをコピーして使ったら、毎回アラートが出てしまうので、何とかならないか?とご質問を頂いたので、解決方法をまとめました。

エクセルファイルを開いた際のアラートは以下の通り。

このブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています。

リンクを信頼できる場合、リンクを更新して最新データを取り込みます。信頼できない場合は、データをそのまま手元で処理してかまいません。のアラートウインドウ

このブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています。

リンクを信頼できる場合、リンクを更新して最新データを取り込みます。信頼できない場合は、データをそのまま手元で処理してかまいません。

このまま「更新する」をクリックすると、ウインドウは閉じて編集は可能で、保存もできるが、また開くとアラートがでるので煩わしいとのことでした。

なぜアラートがでるのか?

アラートの通り、開いたファイルに外部ソースへのリンク設定がされているのでメッセージがでます。ですので、リンクを修正、解除、もしくはアラートを出さない設定にしてあげれば解決できます。

今回の場合は、昨年のファイルを使いまわしているので、リンク先が昨年のファイルのままになっているため、アラートが出るようになっていました。

解決策1:リンクを解除する

リンクが不要であればリンクを解除しましょう。解除するとタダの数値になります。

Macのエクセルなので画面が違うかもしれませんが、タブは一緒です。

リンクの解除はデータタブのリンクの編集から行います。

【データ>リンクの編集>リンクの解除】をクリックして、リンクを解除。数値になります。

解決策2:リンクを修正する

リンクが古いファイルのセルを参照していて、現在のファイルのセルからデータを参照したい場合は、リンクを修正する必要があります。

他のエクセルファイルを参照している場合、セルに以下のような値が設定されています。

ファイルのディレクトリとファイル名ですね。

リンクしているセルを探して、ブック名を現在のブックに変更してあげれば良いので、検索、置換の作業をします。

リンクしているセルを探して置換する

【ホーム>検索と選択】をクリックして「検索と置換」のウインドウを表示します。

[ブック名

で「すべて検索」をクリックします。

検索結果が表示されるので、間違いなければ置換をします。

置換後の文字列に置換したいブック名を入力して、「すべて置換」をクリックします。

これでリンクの修正は完了です。

解決策3:アラートを表示させないようにする

リンク先はこのままでいいから、とにかくアラートを表示したくない場合は、起動時にメッセージを表示しない設定にします。

【データ>リンクの編集>起動時の確認】をクリックして、起動時の確認ウインドウを開きます。

メッセージを表示しないで、リンクの自動更新を行わない(行う)

のどちらかにチェックを入れればメッセージは表示されなくなります。

起動時の確認ウインドウ

過去のデータをそのまま利用したい場合はこちらで良いでしょう。

これでアラートは表示されなくなります。

それでは、快適なPCライフを!

この記事を書いた人

木村 太一

ドットワンの代表です。1979年生まれ。3女の父。ゴルフと筋トレが趣味。立川にあるキヤノン代理店に就職後、1万件以上飛び込み営業したのち独立。たくさんの企業を見てきた経験と自分自身も零細企業の経営者ということを活かし、相手の立場に立ったDX推進、ITコンサルを行っております。

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