Windows Updateがエラーとなりアップデートできない場合の対処法〜コンポーネントのリセット編〜

この記事はパソコン操作に自信がある人向けの記事です

「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト」など黒い画面を利用する作業を含みます。

お客様より「ESET(セキュリティアプリ)の更新ができない」と、お問い合わせいただき、原因を探ってみると、Windowsが長期間にわたり更新されていないため、ESETの更新ができなくなっている状態でした。

ですので、WindowsのUpdateをしようとして、更新チェックを行ったところ、更新の途中でエラーが発生してしまいました。

諸々調査して、以下の方法にて解決できましたので共有させていただきます。

コマンドプロンプトを管理者として起動

「Windows」マーク横の検索に「cmd」と入力。

コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリック

ユーザーアカウントに関するメッセージが表示されるので「はい」を選択する

コマンドを入力

以下のコマンドを1個ずつ入力してEnterを押します。

net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
コマンドプロンプトの入力画面

以上です。

こちらで更新できるかテストしてみましょう。

【補足】

コマンドで実行していますが、やっていることは以下のことです。

wuauserv、cryptSvc、bits、msiserverのサービスを停止し、C:\Windows\SoftwareDistribution のフォルダの名前を SoftwareDistribution.old に、C:\Windows\System32\catroot2 のフォルダの名前を catroot2.old に変更。

wuauserv、cryptSvc、bits、msiserverのサービスを再開。

サービスはタスクマネージャーから停止・再開できます。

フォルダの名前の変更はエクスプローラから行えます。

上記のサービスを停止しないと、使用中でフォルダの名前が変更できないため、サービスを停止してからフォルダ名を変更しています。

今回はすんなりいったわけではなく、フォルダ名変更で手こずりました。

サービスを停止しても、なぜだか、勝手に復活したりするため、フォルダ名変更させてくれないみたいなことが起こったためです。

タスクマネージャーを駆使してサービスを停止したりしながら、なんとか成功した感じです。

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あれこれ時間をかけて試すより、弊社にご連絡いただいたほうが早いですよ(笑)。

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この記事を書いた人

片倉高志

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