Microsoft Edgeで「CloudflareForbidden HTTP Response Code: 403」と表示されてしまう場合の対処法

こんにちは、木村太一です。

お客様より以下のようなお問い合わせを頂きました。

お客様

昨日、パソコンでHPを開こうとしたら突然「Code:403」(添付)の表示が出て、開きません。

ただスマホで操作すると開きます。また、家族のスマホでやってみても開きます。

現状、パソコンだけで開かない状態です。

以下がアドレスです。トップページ画面はスマホをスキャンしました(添付)。

CloudflareForbidden HTTP Response Code: 403
CloudflareForbidden HTTP Response Code: 403

頂いた内容だけですと、原因の特定ができないのでリモートさせていただくことにしました。

症状と環境

リモートで状況を確認してみると以下のような状態でした。

症状は、edgeで特定のサイトを見ると、「Cloudflare Forbidden HTTP Response Code: 403」と表示されてしまう。

環境と状況

  • OS:win10(home かproかは未確認)
  • セキュリティソフト:ESET(個人向け)。セキュリティをOFFにしても症状改善せず
  • Chromeだと大丈夫
  • 相談を受けたサイトはSSL化(httpsではない)されていないサイト
  • 他のSSL化(httpsではない)されていないサイトでも同様に開かない。

上記を鑑みて、ブラウザの問題ではないかと判断しました。

そもそも「Cloudflare」とは?

エラーメッセージの上部には「Cloudflare」と記載されていますので、Cloudflare」がエラーメッセージを出していることがわかります。

ちょっと調べてみると、Cloudflare(クラウドフレア)とは、CDNなどを提供するサービスの1つだということがわかりました。なおCDNとは、「Content Delivery Network」の頭文字を取った略称で、Webサイトへアクセスする際のリクエスト処理を最適化する仕組みのことです。

で、今回、このCloudflare(クラウドフレア)を経由してネットを閲覧するので、エラーがでてしまっています。

お客様はCloudflare(クラウドフレア)のサービスを利用開始した覚えはありませんでした。

VPN関連が怪しい

確認したところ、プロバイダはOCNをご利用でした。

となると、VPN関連が怪しいと思ったら、ヒットしました。

Edge セキュア ネットワーク VPN

昨年末のWindowsのアップデートで、新たに「Microsoft Edgeセキュアネットワーク」と呼ばれる機能がサポートされたようです。

こちらが邪魔をしていました。

解決方法

1.edgeを開き、右上の方のハートマークっぽいアイコンをクリック。※ブラウザーのエッシェンシャルといいます。

2.展開したメニュー内に「Microsoft Edge セキュアネットワーク」という項目のVPNをオフにする。

今回はこちらで解決しました。

SSL化は必須

ブラウザの機能でhttpsになっていないサイトを制限するのは良いですが、エラー画面にもう少し情報が欲しいですね・・。

せっかくのホームページが見てもらえなくなってしまいますので、ホームページを持っている方でSSL化されていない方は、これを機にSSL化しましょう。

もちろん弊社でも承っております。

それでは、快適なPCライフを!

この記事を書いた人

木村 太一

ドットワンの代表です。1979年生まれ。3女の父。ゴルフと筋トレが趣味。立川にあるキヤノン代理店に就職後、1万件以上飛び込み営業したのち独立。たくさんの企業を見てきた経験と自分自身も零細企業の経営者ということを活かし、相手の立場に立ったDX推進、ITコンサルを行っております。

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