同一ドメインに複数のSPFレコードを設定する方法

こんにちは、木村太一です。

DNSをいじくる際にいつも忘れてしまうので忘備録です。

SPFレコードとは?

SPFレコード(Sender Policy Framework)はDNSレコードの一種で、ドメインの所有者がどのメールサーバーから送信を許可するか指定するためのものです。

簡単に言うと、ちゃんとしたところから送信されているかどうか、受信側が確認するための仕組みです。

これにより、受信側のサーバーでは許可されたサーバーから送信されたメールなのかをチェックでき、送信側としてはなりすまし送信などの、アドレスを偽装した迷惑メールが送信されることを防ぐ効果があります。

SPFレコードの記述例

SPFレコードはメールサーバー側で指定された書き方で、TXTレコードして記載します。

例えば以下のようなものです。

Google WorkSpace

v=spf1 include:_spf.google.com ~all

Microsoft365 Exchange

v=spf1 include:spf.protection.outlook.com -all

SPFレコードを複数書く場合

一つの場合はただコピペすればいいだけなのですが、ややこしいのは、複数書く場合です。

弊社の場合、GoogleWorkspaceを使いつつ、HubSpotも使っているので複数のレコードを書く必要があります。

複数書く場合は、一つのTXTレコードに両方とも入力して、~allの指定は末尾にまとめます。

v=spf1 include:_spf.google.com include:1234567.spf00.hubspotemail.net ~all

よくある間違い

以下の書き方では動作しません。

並べて書く

v=spf1 include:_spf.google.com ~all include:1234567.spf00.hubspotemail.net ~all

複数行に書く

v=spf1 include:_spf.google.com ~all
v=spf1 include:1234567.spf00.hubspotemail.net ~all

記入したレコードが正しいか確認する

記載したものの、正しくかけているか不安ですよね。そんな時に便利なツールがあります。

上記にアクセスして、「Domain Name」欄にドメインを入力して、[SPF Record Lookup]をクリック。

すると、レコードをチェックしてくれます。

「prefix desc」がPassになっていればOKです。

SPFレコードを複数書く際のまとめ

  • 一つのTXTレコードに両方とも入力して、~allの指定は末尾にまとめる
  • ツールでチェックする

DNSの変更は結構気を使う作業です。落ち着いて一つづつ進めましょう。

この記事を書いた人

木村 太一

ドットワンの代表です。1979年生まれ。3女の父。ゴルフと筋トレが趣味。立川にあるキヤノン代理店に就職後、1万件以上飛び込み営業したのち独立。たくさんの企業を見てきた経験と自分自身も零細企業の経営者ということを活かし、相手の立場に立ったDX推進、ITコンサルを行っております。